女性建築士がつくる「快適な住まい」
第10回「自分らしさを大切にできる住まい」



はじめまして。
この道、30年。私が、ずっと大切にしてきたのが 「 自分らしさを大切にできる家 」 を造るということです。
人にはそれぞれ違った暮らし方があります。 いろんな夢も描いています。
それを形にできるよう一緒にとことん考えて、作り上げるお手伝いをするのが建築士の仕事だと思っています。
その人らしく生きることで、人生を十分にいきいきと 謳歌できるよう・・・。 また 「 終の棲家 」 になるように・・・
そんな家づくりのプロセスを一緒に楽しみたいと思っています。
近頃、女性の建築士だから、お願いしたいという依頼が多くなりました。
なぜって・・・細かい気遣い、心地よさ、温かささ、日々の生活のなかでふっと感じることに、 水や空気のように当たり前のようにあるしあわせに共感できるところが多いからでしょうか。
ライフステージが変わるなか、順応しいつまでも快適に暮らせる「住まい」は、大事ですね。
「 なが~く愛して 」 じゃないですが、 変化に対応できることは、大切だと設計しながら実感しています。 人は加齢に伴って、心身ともに変化していきますが、 どんな状態になってもその人らしく暮らすことが大切です。
それを私は、同居している90歳の母から、学んでいます。
一ヶ月いや毎日刻々と進む加齢に戸惑うことも多いですが、 最後まで在宅で、過ごして欲しいその思いが・・・・・。
母との日々の生活を通して、ユニバーサルデザインを様々な領域 に広げたいという熱い思いへ、向かわせているのかも知れません。
やがてその思いが、情熱家の仲間たちとNPO法人ユニバーサルデザイン・結の立ち上げに 繋がったのだと思います。
誰だってどんな時も、いきいきとくらしたい。
それを叶えるための考え方がユニバーサルデザインです。
「 人を大切にする 」 こと、それは、おもいやり・助け合いのこころです。
日本は、長寿国トップを更新し続けていますが、 質が伴った生活の上にある 「 長寿世界一 」 であってほしいと切望しています。
誰でもが、安心して年齢を重ねられるよう・・・。
これからも、そのようない思いを込めて 愛され続ける住まいをクライアントと 「 共に 」 つくっていきたいと思います。

冨樫 美保 ( とがし みほ )
冨樫建築設計事務所
1級建築士
設計専攻建築士
福祉住環境コーディネーター2級
NPO法人ユニバーサルデザイン・結 代表理事
http://ud-yui.com
福島県UD推進協議会代表世話人
桜の聖母学院短期大学生活科学科
住デザインカウセリング論講師
住生活デザイン論講師
桜の聖母生涯学習センター講師
すべてに全力投球、情熱をもって取り組みます。
コラム物件
- 女性建築士がつくる「快適なすまい」
- 第16回「今話題のエコポイントについて」 NEW
- 第15回「インテリアとガーデン~遊びの空間と心の余裕~」
- 第14回「住まい方から・・・目にみえない快適さをカタチに」
- 第13回「ココロとカラダに“心地いい”と感じる家づくり」
- 第12回「ドゥ・イット・ユアセルフ」
- 第11回「幼い私の一級建築士への憧れ」
- 第10回「自分らしさを大切にできる住まい 」
- 第9回「設計事務所とは・・・」
- 第8回「私のターニングポイント」
- 第7回「大型家具店・○○○でいろいろな機能的デザインを感じました」
- 第6回「『人が主(あるじ)でこそ住まい。』女性が考えると建築も少し変わります。」
- 第5回「進化する!?住まい事情・我が家の場合」
- 第4回「想いの住む空間づくりを・・・」
- 第3回「父の普請(ふしん)・あなたにとって家づくりは何ですか?」
- 第2回「好きなことを仕事にしました。」
- 第1回「快適な暮らしがしたい、でも誰に相談すればいいの?」
- フィナンシャルプランナーの「なるほど住宅ローン」
- リブズ博士の「住宅のトレンド」
- 助手のひとりごと「家建てま専科?」







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