女性建築士がつくる「快適な住まい」
第6回「『人が主(あるじ)でこそ住まい。』女性が考えると建築も少し変わります。」

海外旅行で見つけた思い出のタイルを腰壁に

お子さんの卒業記念制作絵馬を壁面タイルの一部に再現
今思うと、何かこそばゆいキャッチコピーです。住まいという字は、「 イ ( にんべん:人 ) +主 ( あるじ ) = 住 」 といった式が成立します。私が実質開店休業・家事兼業で自宅で事務所を開設したときに、知人のコピーライターが私の前途を案じて作ってくれたキャッチコピーです。言い得て妙だなあ、うまいこと言うなあ。不安ななかの船出の波間に、光が射した瞬間でした。 「 人が主でこそ住まい 」 そうだ!!この確固たる思いでやっていこう!今もこれが、私が仕事を進めるときのスタンスになっています。
Ω あなたが主役の家づくり
いろんな方に出会い、いろんな生き方、いろんな暮らしを垣間見させていただきました。その方その方の暮らしを包む快適な空間を、クライアントとご一緒に考えていると、100人いれば100のオリジナルな住まいがあるなあ、と実感しています。 子どもから長身の大人まで開閉しやすい襖一体引手 老若男女がつい手を掛けてしまう玄関上がり、下足入天板に溝(横手摺の替わり)、縦手摺は柱っぽく床から天井までとし、老若男女それぞれの高さに対応

子どもから長身の大人まで開閉しやすい襖一体引手

老若男女がつい手を掛けてしまう玄関上がり、下足入天板に溝(横手摺の替わり)、縦手摺は柱っぽく床から天井までとし、老若男女それぞれの高さに対応
Ω 気づかない気づかい
あなたがあなたらしく居られる、自然体で居られる空間、「 そう、そこそこ! 」 と痒いといころに手が届いた瞬間の安堵感、気持ち良さ、そんなことを思いながら、さりげない気づかい ( しかけ・しつらえ ) を考えていきたいと思っています。
手摺だけが目立つバリアフリーな家づくりに抵抗し、みんなにやさしい ( 使いやすい ) 空間、家づくり、まちづくりをさりげなく、いつも黒子 ( くろこ ) でいたい!2009夏。

佐藤 玲子 ( さとう れいこ )
(株)佐藤信博建築設計事務所
1級建築士 ( 設計・まちづくり専攻 )
福祉住環境コーディネーター2級
桜の聖母学院短期大学生活科学科インテリアデザイン講師
福島県福祉用具・住宅改修相談員
福島市まちづくりアドバイザー
義父母・夫・子 ( 3 ) の7人暮らしから、今は夫とのふたり暮らし 何事にも興味津々・・・めざすはお茶目なオバサン


コラム物件
- 女性建築士がつくる「快適なすまい」
- 第16回「今話題のエコポイントについて」 NEW
- 第15回「インテリアとガーデン~遊びの空間と心の余裕~」
- 第14回「住まい方から・・・目にみえない快適さをカタチに」
- 第13回「ココロとカラダに“心地いい”と感じる家づくり」
- 第12回「ドゥ・イット・ユアセルフ」
- 第11回「幼い私の一級建築士への憧れ」
- 第10回「自分らしさを大切にできる住まい 」
- 第9回「設計事務所とは・・・」
- 第8回「私のターニングポイント」
- 第7回「大型家具店・○○○でいろいろな機能的デザインを感じました」
- 第6回「『人が主(あるじ)でこそ住まい。』女性が考えると建築も少し変わります。」
- 第5回「進化する!?住まい事情・我が家の場合」
- 第4回「想いの住む空間づくりを・・・」
- 第3回「父の普請(ふしん)・あなたにとって家づくりは何ですか?」
- 第2回「好きなことを仕事にしました。」
- 第1回「快適な暮らしがしたい、でも誰に相談すればいいの?」
- フィナンシャルプランナーの「なるほど住宅ローン」
- リブズ博士の「住宅のトレンド」
- 助手のひとりごと「家建てま専科?」







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